HOME > 企業情報 > アマノのあゆみ > アマノ物語

アマノ物語

1931年
(昭和6年)
国産タイムレコーダーの誕生

創業者天野修一は海軍在籍中にタイムレコーダーに初めて出会いました。当時のタイムレコーダーは輸入品で、使うとすぐに壊れてしまうため、「壊れない機械を作れば後々のためになるだろう」と考え、1931年(昭和6年)東京市蒲田区南六郷に天野製作所を創立。タイムレコーダーの試作品を作ることから始めました。開発は困難をきわめましたが、多くの試行錯誤の末、国産タイムレコーダー第1号機が誕生しました。

1950年
(昭和25年)
アマノタイムレコーダー国鉄に納品

戦後1947年(昭和22年)4月に公布された労働基準法により、タイムレコーダー普及の好条件が生まれ、1950年(昭和25年)5月、国鉄へタイムレコーダー43台の納入を成功させました。社員全員が協力して短期間で作り上げた43台のタイムレコーダーは、製品の検査でも非のうちどころのない成績をおさめることができました。国鉄への大口納入を成功させたことで、その後、次々とタイムレコーダーの大口受注を成功させ、会社の新しい飛躍の足がかりをつかみました。

1951年
(昭和26年)
環境系製品の開発始まる 工業用クリーナ販売開始

タイムレコーダーのほかに新しい分野にも進出するために、1951年(昭和26年)5月、米国大手2社と代理店契約を結び、日本総代理店として工業用クリーナー等を取り扱うようになりました。その後、日本の市場に合った機械を独自開発し、リクレス(ドレーン分離機)を翌27年5月に完成。第1号機は日本鋼管鶴見造船所に納入されました。日本産業の発展とともに公害防止に対する関心が高まり、現在の集塵装置へと発展していきます。

1955年
(昭和30年)
時間管理機器の輸出を開始

輸出が開始されたのは昭和30年代初め、昭和34年には、東南アジアを中心に本格化し、まず、台湾・香港・沖縄に代理店が設けられました。輸出を始めるにあたり、大方のメーカーのように商社経由の間接輸出は行なわず、直貿方式を選択しました。これは、市場開拓に商品知識が不可欠であるうえ、販売に際して特殊な技術的知識を要し、何よりもアフターサービスが必要であることが直貿を貫くことになった要因です。

1958年
(昭和33年)
NR型タイムレコーダーの開発

1958年(昭和33年)2月、完全自動化の新型タイムレコーダー「アマノタイムレコーダーNR型」を開発しました。NR型タイムレコーダーは、開発に5年の年月がかかりましたが、それまでのゼンマイ作動式から動力源を電力とし、カードへの打刻をすべて自動化。停電時も使用できる、小型化タイムレコーダーでした。また、本体が小型化されたため、製品梱包にダンボールが初めて使われ、輸送コストの低減にも貢献することとなりました。

1964年
(昭和39年)
海外初の現地法人をニューヨークに設立

1964年(昭和39年)8月、海外現地法人第1号となるアマノ・タイム・システムズを設立し、ニューヨーク5番街307番地に事務所を設けました。当時のアメリカではタイムレコーダーはサービスとセットでなければ販売できないというセールス方法でしたが、アマノは「10人いればタイムレコーダーを。」というキャッチフレーズのもと、ポピュラーに販売できる商品であるという発想で米国市場に乗り込み、その後米国市場に強固な足掛りを持つことができました。

1966年
(昭和41年)
「アマノ株式会社」に社名変更

1966年(昭和41年)6月、社名を「アマノ株式会社」と改称しました。天野製作所の設立から35周年を契機とし、工場も販売体制も近代化をなしとげ、また世界へ一大飛躍をとげていきたいという期待が込められていました。当時は「タイムレコーダーといえばアマノ」としてその名が認知されており、名実共に一層わかりやすく親しみやすくなりました。同年12月、資本金が10億円になり、翌年8月1日、東京証券取引所第1部市場に上場しました。

1967年
(昭和42年)
細江工場の建設

1967年(昭和42年)、集塵機の需要拡大にともない浜松の北方約20kmの細江町に新工場を建設しました。細江は日本列島の中心部に位置しており、北海道から九州まで2日間で商品を運搬できるという利点がありました。また、浜松は自動車・楽器・繊維の3つの産業が発達していて、プレスやダイキャストなどの業者も多く、部品の入手も容易でした。更に、県立の繊維工業試験所が集塵機のバグフィルターの性能テストや研究開発に大いに役立ちました。

1968年
(昭和43年)
情報システム事業のはじまり アレコデータシステム1号機を納入

「タイムレコーダーとコンピュータを結んで給与計算を効率化する」という発想のもと、約2年間をかけて約2,000社を訪問し、勤怠管理の潜在的な問題と解決方法を市場調査し開発した『ARECODATA SYSTEM』(アレコデータシステム)の第1号機を、1968年(昭和43年)株式会社伊勢丹様に納入しました。テスト導入からスタートし、本格稼動後は給与計算業務の省力化に貢献しました。この納入が、現在の情報システム事業の成長のはじまりとなりました。

1973年
(昭和48年)
パーキング事業の発展の礎 全自動料金精算システム第1号を納入

わが国初の無人駐車場システム第1号機は、1973年(昭和48年)10月、茨城県取手駅前西口駐車場様に納品しました。当時、利用者から早朝および深夜営業の要望もありましたが、警備会社での24時間体制では莫大な費用がかかるため、アマノの無人駐車場管理システムに声がかかりました。無人駐車場システムの開発は、駐車場オーナー様の効率的運営の試行錯誤と同期し、ともに成長していったことで、現在のパーキングシステム拡大の原点となりました。

1979年
(昭和54年)
アメリカに海外初の製造工場竣工

1964年8月ニューヨークに販売会社を設立後、1972年にロサンゼルス支店、翌年にはカナダトロントに支店を開設し、北米全体で200余社のディーラー網をカバーするまでに拡大していました。そして、1979年(昭和54年)、タイムスタンプを始めとする時間管理関連機器やパーキング機器を現地生産するために、カリフォルニア州ロサンゼルス近くのアナハイムに海外初の製造工場を完成させました。

1980年
(昭和55年)
ヒット製品 インテリジェントタイムレコーダーを発売

1980年(昭和55年)3月、マイクロコンピュータを搭載した全く新しいコンセプトのタイムレコーダー『インテレコーダー』を発売しました。このマイコン搭載のタイムレコーダーは、勤怠データの集計ができる、当時としては画期的な製品で発売早々から反響が高く、それまでタイムレコーダーを使用していなかった会社からも多くの問い合わせをいただき事業拡大の原動力となりました。

1987年
(昭和62年)
津久井工業(現相模原事業所)の建設

1987年(昭和62年)4月、神奈川県津久井湖近くに、近代的な電子タイムレコーダー製造工場「津久井工場」が完成しました。津久井工場は、プリント基板・フレキシブル基板製造と樹脂成形部品の加工、そして電子タイムレコーダーの部品組立から製品組立・検査までを行う一貫工場です。基盤製造は、アマノとしての新たな挑戦であり、導入設備の8割が従来のアマノの事業所では扱ったことのない機器でした。

1988年
(昭和63年)
欧州での現地生産開始 アマノ・エレクトロニクス・ヨーロッパ竣工

1972年に設立した販売会社アマノ・ヨーロッパのあるベルギー・ブリュッセル市から100kmほど離れた、リンブルグ州ゲンク市内に、1989年(平成元年)5月、欧州初の製造工場アマノ・エレクトロニクス・ヨーロッパを設立しました。この欧州の工場建設は、日米欧3極での研究開発・生産体制を確立させ、現地仕様のニーズが高まっていたヨーロッパ市場に密着した体制を構築していくというものでした。

1990年
(平成2年)
清掃事業拡大 パイオニアエクリプス社買収

1990年(平成2年)1月、高性能バフィングマシンと、独自技術による剥離剤や洗剤、ワックスなどのケミカル品を自社で製造・販売していた産業用高速フロアポリッシングシステムのトップメーカー「パイオニアエクリプス社」を買収しました。この買収により、清掃機器とケミカル材の両方を自社生産・販売できる企業へと成長し、自動床面洗浄機を核としてマーケットを拡大していきました。

1993年
-1998年
アジア市場開拓 現地法人設立

1980年代に入ると、アジア地域各国でモータリゼーションの波が起き、市場が目覚ましく動き始めました。これを受け、1993年(平成5年)マレーシアにアマノクリーンテック社を設立。翌年にソウル支店(現在のアマノコーリア社)、1995年に安満能国際貿易有限公司、アマノ タイム&エアーシンガポール社、1999年にアマノインドネシア社をそれぞれ設立しました。各社とも独自の得意分野を持ち、地域密着の販売活動により、アジア市場を拡大していきました。

2007年
(平成19年)
北米のパーキングシステム事業拡大 テリーマクギャン&アソシエイツ社買収

2007年(平成19年)6月、北米におけるパーキング事業拡大のため、全米にネットワークを持つパーキングシステムの代理店であったテリーマクギャン&アソシエイツ社を買収しました。全米各地の空港・ホテル・病院・大学等に幅広い顧客基盤を有し、駐車場管理運営ソフトウェアの開発・販売に強みを持つ同社とアマノのパーキングシステムとの相乗効果により北米市場の更なる拡大に繋がりました。

2008年
(平成20年)
欧州の情報システム事業拡大 ホロスマート社買収

2008年(平成20年)1月、当時フランス上場企業上位40社のうち半数以上にワークフォースマネジメントシステムの納入実績があるホロスマートグループを買収しました。同社は、フランス国内において確固たる地位を確立し、中・大規模企業向けのソフトウェアに強みを有していました。アマノがソフトウェアと優良なフランス国内の顧客基盤獲得したことで、欧州市場の更なる拡大に繋がりました。

2010年
(平成22年)
北米の情報システム事業拡大 アキュタイムシステムズ社買収

2010年(平成22年)2月、米国において時間情報に関わるターミナル機器製造・販売のリーディングカンパニーであるアキュタイム システムズ社を買収しました。アキュタイムシステムズ社は、当時から北米市場はもとより海外市場も視野に入れたグロ―バル展開をしており、他のアマノ現地法人との協業によるシナジー効果の創出に繋がりました。

2014年
(平成26年)
北米のクリーンシステム事業拡大 木材床研磨機器の事業譲受け

2014年(平成26年)3月、米国ミネソタ州に本拠地を置くニルフィクス アドバンス社から木材床研磨機器部門の事業を譲受けました。米国では木材床の住宅が多く、木材床研磨機器は新築・リフォームの双方で使用されているため、大きな市場となっていました。既存分野のビニ―ル・コンクリート床に加え木材床分野への参入を図ることにより、北米市場の更なる拡大に繋がりました。

そして・・・ 100年企業を目指して

新規事業の創出と事業規模拡大により、グローバルソリューション企業として新しい価値創造を目指していきます。