
多様な試験と評価を通じて、
社会を支えるアマノ製品の
信頼性を守る
ハードウェア開発エンジニア
2024年入社 /
メカトロニクス開発部 メカトロニクス開発課
先進工学部 機械理工学科
S.F
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入社を決めたポイント
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現在の仕事内容
若手が活発に意見を交わせる風土で、
製品の信頼性を支える評価や試験を実施現在はパーキング製品や高速道路向け製品の評価・試験を主に担当しています。これまでに経験してきた製品としては、駐車場の精算機や、高速道路のETCゲートなどがあります。
評価・試験は、製品の品質を担保するために必要な業務です。例えば、駐車場のゲートが規定の耐久回数に耐えられるかを検証する「ライフ試験」や、マイナス20度といった厳しい温度環境下での動作を確認する「環境試験」、車が衝突した際の安全性を確かめる「衝突試験」など、その内容は多岐にわたります。
私の部署には若手社員が多く、年齢の近いメンバー同士で相談しやすい環境が整っています。
質問や意見も気軽に交わせる雰囲気の中、私自身も積極的に疑問点を確認したり、自身の考えを伝えたりしながら、日々の業務に取り組んでいます。 -
仕事のやりがい
社会に必要不可欠な製品づくりを、
自分の仕事が支えているという実感自分が評価に携わった製品が、実際に街で使われているのを目にした時にやりがいを感じます。私の携わった製品で言うと、印象深いのは高速道路のETCゲートです。普段何気なく車で通過しているあのゲートも、私たちが安全性や耐久性を評価した製品が使われています。自分が関わった製品が、社会インフラの一部として機能しているという事実が仕事のモチベーションに繋がっています。
また、学生時代にはコロナ禍の影響から工作機械や工具に触れる機会が少なく、電気系の知識も不足していたため回路図を読むのに苦労しましたが、先輩たちが親身に教えてくれたおかげで乗り越えることができました。自分の成長を実感できる点も、今の仕事の魅力です。 -
今後の目標
製造部門の声に寄り添い、製品に反映できる、
頼られる設計者を目指したい今後の目標は、製造部門の方々が「組み立てやすい」と感じる設計ができるようになることです。そのためには、技術や知識はもちろん、日頃からのコミュニケーションが欠かせません。私から積極的に現場に足を運び、「この組み方はやりにくい」「こう変えられないか」といった声を吸い上げていきたいです。何気ない雑談の中から本音を聞き出し、それを設計に反映できる関係性を築くことが理想です。
そして、いずれは「自分がこの製品を作った」と胸を張れるような新製品の開発に携わるのが私の夢です。先輩から教わったことを確実に自分のものにし、それを自分なりの資料にまとめて後輩に伝えていく。そうやって、誰からも頼られる存在になることを目指しています。

- 休日の過ごし方
- 仕事ではデスクワーク中心なので、休日は意識的に外に出かけるようにしています。ショッピングモールを散策したり、水族館に訪れたりと、心身ともにリフレッシュする時間を大切にしています。最近は美味しいお店を開拓するのにもハマっていて、友人と食事に出かけることも多いです。また、部署のメンバーともプライベートで遊びに行くなど、仕事以外でも関係を築けているのが嬉しいですね。
ある1日のスケジュール
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8:30
出社
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9:00
ライフ試験の確認
- POINT
- 製品や部品の耐久度を測る試験を行います。問題があった場合に当日中に対応できるよう、午前中に確認することを心掛けています。
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9:30
評価/試験
(環境温度試験、防水試験、衝突試験)- POINT
- 各種試験を実施。条件に応じた評価項目を選定し、機能性に問題ないか確認しています。
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12:00
昼食
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13:00
試作機組立確認
- POINT
- 使用工具も含めて、製造部門と同等の組立方法となるように意識しています。
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14:30
レビュー/会議
- POINT
- 進捗報告、評価結果報告などを行います。不明点は、その都度確認を行うよう心掛けています。
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16:00
改善検討/図面作成
- POINT
- 組立作業の効率や安全性向上のため、製造部門や組立担当者の意見を基に設計へ反映するよう心掛けています。
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17:30
退勤
開発から販売までの一貫体制で、
価値のあるものづくりに
取り組みたかった
学生時代には機械系を専攻し、就職活動では自身の生活に身近な製品を手がけるメーカーを志望していました。当初は家電製品などのメーカーを見ていましたが、就活を進める中でアマノの駐車場システムもまた、街の至るところで目にする「身近な製品」であることに気づき、その開発に携わることに大きなやりがいを感じました。
特にアマノの場合、開発から製造、販売まで自社で手がける「一貫体制」でものづくりを行っている点も魅力でした。お客様や製造現場の声がダイレクトに開発部門に届く環境であれば、本当に価値のあるものづくりができると確信しました。
さらに、先輩社員たちたちが、私の話を親身に、そして興味を持って聞いてくれたことが印象に残り、入社を決意しました。