
困難な条件でも諦めることなく、
創意工夫を凝らし、
最適な駐車場の形を模索する
設備設計エンジニア
2023年入社 /
エンジニアリング部 システム設計課
システムデザイン学部 機械システム工学科
Y.H
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入社を決めたポイント
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現在の仕事内容
お客様の本当の想いを汲み取り、設計者として最適なレイアウトを考える
システム設計課で駐車場のレイアウトやシステムの設計を担当しています。主な業務は、営業担当者からお客様の要望をヒアリングし、それをもとに最適な機器の選定や配置を考え、図面を作成することです。どうすれば利用者の方々にとって「使いやすい」駐車場になるか、オーナー様の要望を叶えられるか、さまざまな観点を考慮してレイアウトを考えます。
また、専門知識がない方にも分かりやすいよう、情報を過度に省略せず、丁寧な図面を作成することも心がけています。時には、営業担当者から共有された要望の裏にある、お客様の「本当の想い」を汲み取り、設計者の視点から、新たな提案をすることもあります。自分のアイデアや工夫が図面に反映され、設計者それぞれの個性が表れるのが、この仕事の面白いところです。 -
仕事のやりがい
前例のない課題も創意工夫で乗り越える。その先にこそ達成感がある
以前、市の規制が厳しい立体駐車場で、従来の方法では機器の設置が困難な案件を担当したことがあります。当初のプランが実現できない状況の中、どうすれば駐車場として機能させられるか、頭を悩ませました。そこで私は、過去の方法にとらわれることなく、運用方法・動作フローの見直しを図ることで、無事に納入・稼働を実現。最終的に安定稼働を見届けられた時の達成感は忘れられません。
実は、過去に似た事例は存在したのですが、駐車場は同じものがなく、条件がひとつ違えば、アプローチがまったく異なります。今回も、最適な方法をイチから考える必要がありました。困難な課題に対しても、決して「できない」で終わらせず、あらゆる可能性を探って最適解を導き出す。それが設計者としての使命だと考えています。 -
今後の目標
リスクを恐れず挑戦し、新しい技術でお客様の期待に応えたい
現在、当社ではナンバープレート認証システムなど、新しい技術を活用した駐車場システムに力を入れています。しかし、新しいシステムは予期せぬトラブルが発生する可能性もあり、社内ではまだ提案に慎重な側面があるのも事実です。だからこそ私は、新システムの知識を誰よりも深く学び、リスクを的確に説明した上で、お客様の利便性を高められるのであれば積極的に提案していきたいと考えています。
アマノには、自信を持ってお客様に提供できる品質の高い製品が揃っています。現状維持に甘んじることなく、常に新しい技術や知識を吸収し、お客様に「アマノに相談してよかった」と思っていただけるような、信頼される設計者になるのが目標です。

- 休日の過ごし方
- 大学時代から続けている自転車競技に打ち込んでいます。アマノは有給休暇が取得しやすく、長期休暇も多いので、遠方の大会に遠征することも珍しくありません。昨年は実業団のレースにも参加しました。仕事から離れてリフレッシュすることで、また新たな気持ちで設計業務に向き合えています。オンとオフのメリハリをつけられる環境に感謝しています。
ある1日のスケジュール
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8:30
出社
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9:00
図面の確認・営業と打ち合わせ
- POINT
- 依頼のあった図面を営業と話し合いながら確認し、仕様や方向性について定めます。ここで図面の質が大きく決まるため、重要な工程です。
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9:30
図面作成
- POINT
- 打ち合わせで決めた仕様や方向性を図面に落とし込みます。お客様目線で見やすい図面を作成することを心がけています。
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12:00
昼食
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13:00
図面作成
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15:30
図面のレビュー
- POINT
- 作成した上司に図面をチェックしてもらい、フィードバックをもらいます。
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16:00
図面修正
- POINT
- 上司からのフィードバックをもとに図面を修正。ブラッシュアップさせます。
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17:30
退社
長期的なキャリアプランを描ける安定性と、専門性を磨ける環境に魅力を感じて入社
大学では機械系を専攻し、機械メーカーを中心に就職活動を行っていました。業界は限定していませんでしたが、一度入社した会社で腰を据え、長く働き続けたいというキャリアプランを持っていたため、経営の安定性を重視した会社選びを行いました。その点、アマノは経常利益率が高水準で、経営基盤が強固である点に安心感を抱きました。
さらに、駐車場システムという領域でトップシェアを誇る「ニッチトップ」企業であり、他では得られない専門性を高めていけると感じられたことも魅力でした。その他、選考過程の座談会で、先輩社員の方々がワークライフバランスの良さや風通しの良い人間関係についてオープンに話してくれたことも、入社を決める後押しになりました。