株式会社 JR東日本環境アクセス様真の「地球環境企業」を目指して「もっときれいに、もっとやさしく」をモットーに、駅や列車内、商業施設やビル全体の維持管理まで、清掃による清潔で快適な空間維持に取り組んでいます。 |
『駅構内 EGrobo 自動洗浄シーン』
「グローバルゲートウェイ品川」は国際交流の玄関口として期待されており、「高輪ゲートウェイ駅」にはQRコードに対応した自動改札機や、店内に設置されたカメラとセンサーが来店客の手に取った商品をリアルタイムに認識し、自動決済を行う無人決済店舗の設置など、先進的な取り組みを行っています。警備や案内などの目的で数多くのサービスロボットも活躍しており、今回導入した自動床面洗浄ロボットEGroboもその一例です。 |
高輪ゲートウェイ駅では日中・夜間ともスタッフ1名で清掃作業を行っています。日中は主にトイレの巡回とペーパーや手洗い洗剤の補充、粗ゴミの回収、洗面台の拭き掃除等を行い、夜間は終電後に駅コンコースの床洗浄とトイレのリセット清掃を行っています。
点字ブロック
駅構内は、点字ブロックに囲われたエリアが多く存在しています。自動運転プランも誘導ブロックに囲われた複数のエリア同士をつなぎ合わせたプラン設計としました。通常ロボットにとって誘導ブロックは自動洗浄の妨げとなりますが、EGroboは自ら誘導ブロックを跨ぎ、次エリアへの移動が可能な為、人が移動させる手間はありません。
エリア移動
ロボットは清掃を終えたエリアから次の清掃エリアに自ら移動し清掃を継続しています!
約1,100㎡を約2時間のプランで自動洗浄しており、自動運転中は、たまにスタッフが様子を見に行く程度で、完全自動洗浄の運用を行っています。
●床洗浄をロボットに任せることができたため、駅の美観向上と感染症対策の両立に成功
毎日床洗浄に掛ける工数の一部をロボットに置換えられたことが、最大のメリットと言えます。普段手が回らないトイレ細部の清掃や感染症対策上重視される場所(エスカレーターの手摺/エレベータのスイッチ/駅階段の手摺など)の清掃品質の向上に注力できるようになりました。今後もEGroboの効果を十分発揮できる環境で、費用対効果が認められる駅や施設へは積極的な導入を考えています。 |