よくあるお問い合わせ

  • パルスジェットとは?

    A.

    圧縮エアーをフィルター内部へ瞬間的に噴射することにより、フィルター表面に付着した粉体を払い落すフィルタークリーニング方式のことです。
    パルスジェットの動画はこちら

  • フィルターの交換時期の目安は?

    A.

    フィルタークリーニングしても吸引力が回復しなくなったら交換時期です。一般的に、フィルター差圧※が1000~2000Paとなった状態がフィルター交換の目安です。
    ※ダクトの長さ等の使用条件により異なります。

  • 捕集性能について

    A.

    集塵機の捕集性能は、JIS11種試験粉体にて社内試験を行っております。弊社標準仕様の集塵機では、捕集効率99.9%以上※となります。ただし、吸引対象となる粉体の性状や粒度分布等の条件により、捕集性能は大きく異なるため、都度評価が必要になります。(※社内試験値であり、保証値ではありません。ご了承ください。)

  • 油性切削油と水溶性切削剤について

    A.

    一般的にはミスト粒子の大きさは「油性ミスト≦水溶性ミスト」となります。粒径の小さな油性ミストの捕集には高捕集性能なミストコレクターが必要です。油性ミストは切削油が加工熱により気化した微細なものが多く、水溶性ミストは切削剤が回転刃によりせん断されたもので粒子が大きい状態で飛散しているものが多くなります。

  • 吸引力の調節について

    A.

    一般的に、集塵機の吸引力調節には下記の方式があります。

    風量調節ダンパー
    流路中に設けた風量調節ダンパーにより、吸引力の調節を行います。

    インバーター
    排風機の回転数をインバーターにより制御することで、吸引力の調節を行います。

  • 風量と静圧の三点表示について

    A.

    全開、使用点、全閉の3点における風量と静圧の性能表記方法です。
    使用点とは、集塵機を最適な状態で使用できる風量・静圧の組み合わせをいいます。集塵機を選定する際は下記の条件を算出し、この条件を上回る使用点を持つ集塵機を選定します。
    必要静圧を使用条件に従い算出します。

    必要静圧=フード~集塵機入口までのダクト通気抵抗+集塵機内部通気抵抗+フィルタ最大圧力損失(約1.5kPaとする)+集塵機出口~排気口の通気抵抗

    集塵機の使用点が、必要風量・必要静圧の組み合わせより上回るものを選定します。

  • 必要風量計算について

    A.

    粉塵発生源からの距離や吸引フードの形状等により大きく異なります。適正な集塵機を選定するための必須事項です。

  • 50Hz仕様と60Hz仕様について

    A.

    50Hz専用の集塵機を60Hz地域で使用することはできません。ベアリングやモーター軸に強い負荷がかかり振動などの原因となります。

    60Hz専用の集塵機を50Hz地域で使用することはできますが吸引性能が低下します。(風量約20%減 静圧約40%減)冷却性能も低下するため注意が必要です。

    50/60Hz共用の集塵機は50Hz地域、60Hz地域のどちらでも使用できます。
    ※周波数別各専用の製品と周波数共通の製品があります。詳しくはカタログをご参照ください。

  • 特注仕様について

    A.

    お客様のご希望される仕様にカスタマイズした集塵機を有料で設計・製作いたします。最寄の弊社支店へご連絡ください。

  • 爆発性粉体とはどのようなものですか?

    A.

    粉塵爆発は下記の条件が重なった場合に発生します。

    可燃性粉体(粉じん雲を形成する微細粉体)+酸素+着火源(裸火・静電気など)

    粉塵爆発の可能性のある代表的な粉体は、金属粉体では未酸化のマグネシウム・アルミニウム・チタン・亜鉛などで、その他にはエポキシ・トナーが挙げられます。
    集塵対象が爆発性粉体の可能性がある場合は、事前に必ず粉体の調査を実施する必要があります。

  • 遠隔操作について

    A.

    集塵機と作業場所が離れている場合、下記の方法にて遠隔から集塵機を操作することができます。

    スイッチ等にて、遠隔から集塵機の運転・停止やフィルタークリーニングを行うことができます。
    各種工作機械からの運転信号により、工作機械と集塵機を連動運転させることができます。
    ※詳しくは最寄の弊社支店営業所までご連絡ください。

PAGE TOP