「100年企業への 3rd Stage ー持続成長につながる盤石な経営基盤の確立ー」を経営コンセプトとした3ヵ年の第8次中期経営計画が2020年4月にスタートしました。
ここでは、その概略をコンパクトにお伝えします。
経営コンセプト
100年企業への 3rd Stage
ー持続成長につながる盤石な経営基盤の確立ー
数値目標<2023年3月期>
売上高1,400億円以上
(2022年3月期:1,184億円)
営業利益185億円以上
(2022年3月期:128億円)
基本方針
- ■成長ドライブへの投資
- DX(デジタルトランスフォーメーション)の動きに対応し、各事業分野におけるデジタル化、IT化を推進
- ソフト系資産やIoT、AI等への戦略投資等、成長ドライブに対して確実な投資を実行
- ベンチャー企業やスタートアップ企業への投資やM&Aを継続して取り組み、第6の事業の柱を構築
- ■断トツの競争優位性の確立
- 各部門、各グループ会社の強みをSWOT分析により把握し、それらをさらに強化するため、上記戦略投資を実行
- 強みの相乗効果を図り、競争優位性をさらに向上
- 顧客基盤の深化・拡大の推進
- 市場トレンドに則した商品ラインナップの拡充
事業別市場環境と戦略
国内
国内グループ各社との連携を強化し、全事業においてハード、ソフト、サービスにわたる総合ソリューション提案力の質と量の向上を図り、直販・直サポートの強みを活かした活動を推進してまいります。既存顧客との関係強化や新規顧客への取引拡大により、各事業で断トツの競争優位性の確立を目指します。
情報システム
市場環境
働き方改革関連法施行により、新たな制度が順次スタートする中、生産性の向上、多様な人材活用、テレワークの導入など、今後の企業が取り組む労務管理の動向が注目を集める
アマノの対応
- 就業・人事・給与のトータル提案継続や、届出・申告電子化のクラウドサービス展開を強化
- クレオ社との連携により、就業・人事・給与・会計のソフトウェアとコンサルティング営業を強化

パーキングシステム
市場環境
駐車場運営の効率化や管理コストの削減、駐車場利用者への利便性向上、場内の安全・安心の取り組みやインターネットとの連携による予約やキャッシュレス決済等、駐車場経営に求められるニーズが多様化
アマノの対応
- システム機器の機能・操作性の向上
- 駐車場管理会社との連携強化
- 駐車場データセンターを介した各種サービスの提供
- 駐輪場やセキュリティゲート、有料道路等の施設に関する取り組みを強化・拡充

環境システム
市場環境
景況感の悪化に伴い、国内外の企業の設備投資マインドが弱い状況
アマノの対応
- 汎用機を中心とした需要の取り込みを強化
- 製薬・食品・化粧品市場での拡販
- 産業機器メーカーとの提携などによるエンジニアリング力の強化と周辺装置を含めたトータル販売
- IoTを活用した新たなサービスの提案

クリーンシステム
市場環境
清掃コストの削減、清掃作業員の人手不足や高齢化が課題
アマノの対応
- 清掃ロボット市場及びファクトリー市場の拡大、ストックビジネスの拡大
- 清掃受託や美観維持も含めた総合提案を推進

海外
北米
パーキングシステム
システム機器の拡販、新システムの展開
情報システム
就業情報ターミナルの拡販、クラウド連携商品の拡充による業容拡大
環境システム
メキシコを含めた北米市場における戦略策定
クリーンシステム
木材床研磨機器部門の業容拡大、新市場の開拓や、新商材の発掘

欧州
情報システム
フランス市場での顧客基盤の更なる強化と周辺国での事業拡大
パーキングシステム
システム機器販売及び運営受託事業展開による事業拡大

アジア
パーキングシステム
運営受託事業の更なる強化、新たな地域への展開
環境システム
日系企業へのエンジニアリング力、販売・サービス強化
各地域におけるサプライチェーンネットワークの構築
