News ニュースリリース

事前防災用認証システムについて京都大学と共同研究を開始

地震前兆信号を時刻証明する新しい事前防災システムの構築をするため、京都大学と共同研究を開始
- 信頼性ある事前防災用認証システムの社会実装とその国際標準化に向けた提案へ -

アマノ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 山﨑 学、以下アマノ)と、アマノのグループ会社でタイムスタンプサービスを運営するアマノセキュアジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 森口 亜紀、以下アマノセキュアジャパン)は、京都大学大学院情報学研究科 梅野健 教授の研究グループと共同で、測位衛星で観測したデータあるいは京都大学に設置する電離層観測装置により電離圏及び地殻変動などの地震前兆現象に関連する異常が発生した場合、アラート情報及び根拠データ等にタイムスタンプを付与し、その真正性を証明する仕組みを構築するため、共同研究を開始しました。

本共同研究において、事前防災に伴う情報発信時刻に「総務大臣が認定する時刻認証業務(※1)によるタイムスタンプ」を利用することでその信頼性を担保しつつ、更に、みちびき衛星などに搭載した原子時計から発生時刻情報と測位情報を、京都大学の観測所・アマノ株式会社の支社にて分散的に取得することにより、安定的に妨害電波にも強い、事前防災用認証システムの構築と実証実験を共同で行います。

今後は、この”事前防災用認証システム”という仕組みそのものを、災害大国である日本初の技術・システムとして世界に普及すべく、京都大学が加盟している国際電気通信連合(ITU)などの国際標準化機関に提案し、更には、今後、金融システム・災害用保険などで必要な事実認定の認証スキームとの連携を視野に、地震前兆現象検出技術に関連するすべてのデータの信頼性を担保する統合型事前防災・サイバーセキュリティ技術の構築を進めます。

本ニュースリリースの詳細はこちら(PDF)
事前防災用認証システムについて京都大学と共同研究を開始

記事一覧へ
PAGE TOP