環境負荷低減への取り組み

省エネルギー活動の推進

CO$2082排出量削減に向けて各サイト毎に省エネ活動を推進しています。エネルギー削減には電力使用量およびガソリン燃料の削減が最も効果的であるため、その削減に向けて各サイトが知恵を出し合い、地道な省エネ活動を展開しています。
各サイト共通の省エネ対策は以下の通りです。

  • 適切な空調温度設定(COOL BIZ、WARM BIZ の実施)
  • 照明のLED 化と節電の徹底
  • パソコン関連の省エネ実施
  • 生産設備・空調機の省エネ対策・高効率化
  • 省エネ複合機選定によるコピー機の省エネ化・台数削減
  • 長期休暇中の待機電力削減の取り組み
  • 電力見える化システムによる、消費電力の大きな機器の省エネ化推進
  • 全社的なエコドライブの推進
  • エコカーへの切り替え推進
太陽光発電の自家消費化(相模原事業所)
LED灯に更新(本社)
高効率レーザー加工機に更新(細江事業所)
老朽化した変圧器を更新し、効率的な電力供給を実施(細江事業所)
省エネタイプスクリーン印刷機に更新(相模原事業所)
省エネタイプ射出成形機更新(相模原事業所)

水の削減目標

製造活動において水は必要不可欠な資源です。そのため、環境負荷低減、リスクの回避、持続可能な水利用の実現に向けて、限られた水資源を効率よく適切に利用する為、目標を定めて取り組 んでいます。

水使用量削減目標 :水使用量を前年度より 1%削減する

※対象は本社・相模原事業所・細江事業所の 3サイト

2024年度の水使用量は、前年度比で8.3%増加しました。この増加は、工場解体に伴う塵埃抑制のための散水や、屋根・外壁塗装に伴う洗浄作業の影響によるものです。また、部品製造工程における塗装稼働時間の増加も、水使用量の増加要因となりました。

Reduetion of environmental impact

水に対する基準

細江事業所では、定期的に排水の水質を測定し、事業所外に排出しないように管理し、全ての項目で排出基準を満たしています。

項目 排水基準値
(mg/l)
自主基準値
(mg/l)
2024年度
排水溝1(mg/l) 排水溝2(mg/l) 排水溝3(mg/l)
一般項目 pH 5.8~8.6 6.1~8.2 6.6~7.2 6.9~8.0 6.9~7.7
BOD(最大値) 30 27(日間平均20) 11 2.0未満 19
COD(最大値) 30 27(日間平均20) 13 8.7 24
SS(最大値) 40 36(日間平均30) 6.3 1.0 8.9
N-ヘキサン抽出物質
(鉱油類含有量)
5.0 4.5 1.0未満 1.0未満
フェノール類 1 0.9 0.5未満 0.5未満 0.5未満
1 0.9 0.1未満 0.1未満 0.1未満
亜鉛 2 1.8 0.20未満 0.20未満
全鉄 10 9 0.30未満 0.30未満
全クロム 2 1.8 0.05未満 0.05未満 0.05未満
全窒素 120 108 29 35 59
全燐 16 14.4 2.2 0.80未満 6.0
大腸菌群数 3,000 2,700 80 16 10未満
有害物質 カドミウム 0.002 0.0018 0.0002未満 0.0002未満 0.0002未満
シアン 1 0.9 0.1未満 0.1未満 0.1未満
有機リン 0.1 0.09 0.01未満 0.01未満 0.01未満
鉛及びその化合物 0.1 0.09 0.01未満 0.01未満 0.01未満
フッ素化合物 8 7.2 0.80未満 0.80未満 0.80未満
ヒ素及びその化合物 0.001 0.0009 0.0006 0.0003未満 0.0007
トリクロロエチレン 0.3 0.27 0.005未満 0.005未満 0.005未満
テトラクロロエチレン 0.1 0.09 0.005未満 0.005未満 0.005未満
ジクロロメタン 0.2 0.18 0.02未満 0.02未満 0.02未満
※ 排水口3は浄化槽排水のため測定から除外

コピー用紙使用量の削減

3サイト(本社・相模原事業所・細江事業所)は両面印刷や大型ディスプレイ・ノートPCを用いたペーパーレス会議の推進、検査表の電子化など、コピー用紙削減に向けた取り組みを継続しています。今後も引き続きこの取り組みを推進していきます。

バッテリーリサイクル

循環型社会に寄与する取り組みの一環として、2012年12月からクリーン製品で使用済みとなったバッテリーを回収し、再利用処理を行っています。 2024年度は86.5t(約2,880個)を再利用処理しました。

PAGE TOP